四国の次は世界へ『悲亡伝』

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西尾維新による長編英雄譚「伝説シリーズ」の第7弾。

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四国篇が終わったと思ったら世界篇だった

地球と戦ってるのだから当然といえば当然ですが、規模がでかいです。
悲録伝まで5冊も延々と四国に居たとは思えません。

そしてワールドワイドになったからと言って、特に何かが変わるわけでもないこの感じ。好きです。
アメリカもイギリスも中国もそれっぽい描写がほとんどない。あくまで設定って感じです。
四国篇はそういう意味では四国っぽさがありましたね、流石に。
爆発したり逆流したり住民全滅したり四国的には散々だったとは思いますけれど。

今回の注目ポイント

どんなとっぴな展開になっているかは、皆さん自身に確かめてもらうとして、個人的に見所だなと思ったのは地濃ちゃんと空々くんの服装です。
何がどうとは詳しくは言いませんが(面白くなくなりますからね)、空々くんは普通の中学生男子っぽいところもあるんだなぁと微笑ましくなりました。
感情が死んでいる割に普通ってどういうことでしょうね?

何はともあれ、本当にあと三冊できっちり完結させられるのか楽しみです。
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