永青文庫で歌仙兼定を見てスタンプラリーを回ってきました

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永青文庫で公開している歌仙兼定を見に行きました。
春画展で一度行ってるから場所は把握してるの大きいです。迷子属性がついているので。
今回も刀の展示を毎度一緒に見に行ってくれる友人と一緒に参戦です。

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雅を回りたい

今回スタンプラリーを開催している期間中でもあったので、どうせなら一緒に回れたらなと思い、前日に当該施設をグーグルマップで星を付けておきました。
グーグルマップならスマホとも同期してくれるから便利です。
有料施設は得点も高いので気にはなるのですが、一日で回るのは少し厳しいかも。と言うことで保留にしました。
景品交換が17時までなので、他の博物館を見ると多分間に合わない公算が高かったもので。

永青文庫に到着

歌仙兼定 ポスター
春画展のときのギチギチ感と比べるとすごくスムーズに入れました。とはいえ、小さな美術館にしてはお客さんが多い感じでした。
4階は刀の展示がメインで入り口の真正面に歌仙兼定がどーんと鎮座していました。
片手で振りやすいように作られているらしく、思っていたよりも長さは短めでした。脇差だといわれても違和感がないほど。実際、永青文庫の創設者である細川護立氏は回想録で脇差って言ってるんですよね…。
身幅は割りとあったのでそこは原作どおり力でごり押しできるなと思いました。
歌仙拵は柄巻きや下緒は渋い色合いで、鞘も黒字にごく小さい白ドットが全面にちりばめてあるような見た目で、キャラクターとしての歌仙兼定のイメージよりもずっと落ち着いた拵だなと思いました。
同じく歌仙拵の鞘がいくつか展示されていましたが、ドットの大きさで大分イメージが変わるなぁと思いました。ドットが大きくなるほうがポップなイメージを受けます。

写真撮影はNGだったので、美術館が公開しているユーチューブを貼っておきます。

歌仙兼定以外の刀も見ごたえあり

他の刀は割と備前の刀が多い。光忠も一振りありました。丁字刃の美しい華やかな刃文は少し屈んで見上げるようにして見ると綺麗に見えます。
歌仙兼定と同じく細川忠興に愛されていた刀の信長(戦国武将の織田信長とは無関係)の脇差も歌仙兼定の隣に展示されていたのですが、この刀は長さが2/3、身幅が歌仙兼定の半分ぐらいで、すごく華奢な印象を受けました。
刃文ものたれっぽく、その中に更に互の目があるような、はなやかな刃文でとても華のある一振りでした。美人さんでした。
国宝の豊後国行平は踏ん張りの利いたすらっとした刀で姿は三日月宗近によく似ていました。作られた時代が同じぐらいだからかな?
直刃なのも相俟ってこちらの方が硬派なイメージです。共に展示されていた拵は鍔まで革で覆われていてまさに完全防水といった感じ。

永青文庫の季刊誌の刀剣について語っている特集が2階の奥に展示されていたのですが…あれ?大体実物見て、る?
とうらぶにハマってから刀剣関連の展示に行き過ぎていて、もうどれを見てどれを見てないのかよくわからない有様です。
一応、目的の刀剣男士は覚えているのですが、それ以外にも名刀がいくつも展示されているので(特に東京国立博物館)もう、よくわからな…。
己のにわかっぷりを痛感しつつ、次は亀甲貞宗を見に東京国立博物館に行こうと思います

刀以外もすごい

所蔵品の目録も展示されていて、彩色画像つきの精密なものもあって実物と見比べても遜色がないほどで、すごいなと思いました。
兜置きも実物は大分色があせてしまっていたのですが、目録の画像と見比べると当時の面影がよみがえってくるような気がしました。
あと、実寸大の歌仙と拵を記したものもあって「写しを作る際はこれを参考に作るように」と但し書きがされていて、やっぱり大事に保管されていて早々に見れなかったんだな、と思いました。
他の文字だけの目録に左文字の文字を見つけて「お小夜!!」と一人テンションが上がったのは内緒です。

永青文庫を見終わったのでスタンプラリーへ

とりあえず近場から回ろうということで、椿山荘へ。
いつも見ていた椿山荘の入り口が実は裏口だと知って軽くショックを受けました。
ロビーに面した表口はロータリーも付いていて文京区の周回バス?も止まるらしいです。ブルジョアジー…
椿山荘は9/1~9/3でコラボメニューを提供していたこともあって、ロビーに歌仙兼定の刀身等身大パネルが飾られていました。シャンデリアを背に凛々しくてとても雅でした。
歌仙兼定 椿山荘
スタンプも持ち手にところに隠れて見えなかったけれど、押したらすごく歌仙推しでかなりびっくりしました。椿山荘でこんなに歌仙推しでいいのかという謎の困惑。

椿山荘を出た段階で15時を回っていてまともに昼ごはんを食べてこなかった私たちはかなりの空腹…。次のスタンプポイントを江戸川橋商店街に定めて移動を開始。途中なぜか逆方向に向かいつつも、無事にスタンプを押して商店街の中にある喫茶店へ。昔懐かしい感じの喫茶店で食事をして雑談をしていたらうっかり16時半になっていました。まずい!

ポストカードと交換しにGO

これで交換所閉まってたら笑えないねーなどと言いながら早足で松聲閣へ向かいました。江戸川公園の外壁を眺めながら「松のモチーフ見るともうおそ松さんしか思い出せないんだけど」「それなー」「これプラスティックなのがねー、瓦で作ってあったら違うんだろうけど。黄色に松だと十四松にしか…」「それ以上言うな」などと埒もない雑談をしながら到着。
無事にポストカードと交換してもらい等身大パネルの飾られている部屋へ。記念イラストの両脇にゲーム歌仙ちゃんと10月から始まる花丸の歌仙ちゃんが立っていました。若干窮屈そうでした。
歌仙兼定 等身大パネル原作歌仙兼定 記念ポスター歌仙兼定 等身大パネル アニメ

スタンプラリーの台紙とポストカードはこんな感じです。
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景品を交換してしまったので、もうあまり意味はないのですが、スタンプの図柄が気になるので、もう一度時期を見て押しに行くのもいいかな、と思いました。
充実した一日でした。楽しかったです。