見たら出るかも?東京都国立博物館に亀甲貞宗を見に行ってきました

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友人がツイッターで刀を見に行くと言っていたので、便乗させてもらいました。
刀剣乱舞-ONLINE-の刀が展示されてるとあれば見に行かずにいられません。オタクだから!
いやぁ、実際の刀もすばらしかったですよ。

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年代順に見てみる

今回の目当ての刀、亀甲貞宗(きっこうさだむね)は本館の1階刀のコーナーに展示されていたのですが、まずは普段ざっとしか見ない2階から回ることに。
縄文時代から始まって年代別に段々と現代に近づいていく趣向の階です。
ちなみに1階は物別の展示です。
縄文土器から始まって、平安時代の仏画や文学。さらに下って16世紀ぐらいになると武具の展示が始まります。
そこにも刀が展示されていて、お目当ての亀甲貞宗と同じ刀派の貞宗の小脇差「石田貞宗(いしださだむね)」が展示されていました。
石田貞宗
ぱっと見短刀に見えるサイズの刀で、厚藤四郎に少し似ているかも?
2階の展示は刀本体だけでなく、拵も一緒に展示されているので、往時を想像しやすいかな、と思います。
ぐるっとその他の展示を見て1階へ。

亀甲貞宗とご対面

いよいよ、お目当ての亀甲貞宗の展示へ。
三日月宗近の展示のときは列が出来ていましたが、今回はそんなこともなくかぶりつきで見られました。
亀甲貞宗 説明文dsc02479
割合に細身ですらっとした刀身に派手過ぎず、上品な刃文の刀が。
ツイッターで流れてくる刀剣乱舞-ONLINE-の亀甲貞宗のイメージとは違い楚々とした上品な刀でした。
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名前の由来になった茎に刻まれている亀甲に菊の文様は肉眼では菊の部分がよく見えませんでしたが、一眼で取った画像にはばっちり花びらの筋が移っていました。これです。
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打刀というよりも太刀のような印象の長さでした。ゲーム内での身長は発表されていませんが、もしかしたら打刀の中でも身長高めかもしれません。

着物だって素晴らしい

東京都博物館でいつも刀以外で目を奪われるのは、着物の展示です。
何度か行っていて、そのたびに違うものが展示されているのですが、どれも技術がぎゅぎゅっと詰まっていて素晴らしいんですよ。
織り、染め、刺繍、と三段階で模様が描かれているものばかっりでため息が出ます。
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さすが、皇室由来の品々が納められている博物館なだけあります。一級品ばかりです。
着物を見ながら、その技術と手間に思いを馳せると膨大な時間と緻密な手作業の積み重ねで作られているのがわかります。
へっぽこと言えど、私も物を作る人間の端くれなので頭が下がる思いがします。

トーハク良いとこ一度はおいで

今回見て回ったのは常設展は一般600円で入って一日楽しめます。
亀甲貞宗は2016/11/13(日)まで展示されています
刀以外の展示もすごく見ごたえがあるので、是非足を運んでもらいたいです。