宗三左文字に会いに行こう!江戸東京博物館の『戦国時代展』に行って来た

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13日に江戸東京博物館で行われている戦国時代展に行ってきました。
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お目当てはもちろん織田信長の佩刀、宗三左文字です。
そう、とうらぶで一部愛好家に大人気の宗三ちゃんを見に行ったのです。
というわけでレポです。
ちなみに撮影禁止だったので画像はありません。

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別格、刀ブース

掛け軸や書状、甲冑なんかもありましたが、なんといっても刀ですよ。
えぇ、一番人気は刀です。
そこだけ列が区切られていましたからね。
ガラス一枚隔てただけで齧り付きで見たい人のための前列と、後ろから見るので構わない人の後列と別レーンになっていました。
ただし前列は立ち止まり禁止なので、ゆっくり見たいなら後列、といった感じでした。
鳥獣戯画展の一番有名な巻もこんな感じだったな、と思い出しながら拝見。

重要文化財『宗三左文字』

割と身の厚い互の目交じりの直刃で、茎から刀身にかけて樋が彫り込まれています。
物打ちから切っ先にかけて徐々に細くなっていて、少し三日月宗近に似ているな、と思いました。
茎の部分には信長が「義元から奪ったぜいえーい!」という内容の文言が金象嵌してあります。
これこれ、これが刀剣乱舞の宗三左文字についている魔王の刻印だよねー、と思いながら観察。
裏側にも金象嵌が施してあるので、宗三左文字のところにだけ鏡がおいてありました。
刀剣男士の宗三左文字から受ける印象よりも大分男らしく強そうでした。
刃文も明暦の大火で焼ける前はすごく華やかだったらしいので、それも見てみたかったな。

他の刀ももちろんすごい

個人的には宗三左文字が見れただけでも十分おつりが来ると思っているのですが、
隣に展示されていた大太刀もすごくかっこよかったです。
もうどうやって抜刀していたのかわからない!
大きいというだけで、こんなにもテンションが上がります。
更にその隣には一文字の太刀が展示されていて、拵もしっかり残っているんですよ。すごい!
刃文はすごく沸の多い感じで、全体的にぼんやり曇ったように見えました。
一文字は華やかな刃文が特徴の一派なのにもったいない!
何処かで一文字の刀を見る機会があったらチェックしてみてくださいね。
すごく華のある乱刃ですので!

お布施みたいなつもりで土産を買う

最後に土産コーナーでついうっかり羊羹切左文字というペーパーナイフを買ってしまいました。
サイズ的には1/6サイズぐらいなので、おびつロイドに持たせても良いかもしれません。
だって、宗三左文字のポストカードないんだもん。パネルしかないんだもん。パネル置くとないもん。ポストカードがあったらポストカード買ってたのに
グッズ的には五虎退のものが多かったです。あとは戦国無双のグッズとか。
客層をわかってらっしゃる…

後期も見所満載

一月から始まる後期には鬼切(髭切)と五虎退、未来の刀剣男士候補の籠手切正宗が展示されます。
籠手切正宗は朝倉家に伝来し、織田信長、前田利常の手を経て平野藤四郎と共に明治天皇に献上された刀です。
名前の由来は戦場で敵の篭手を切り落とした伝説から。
持ち主といい、由来といい、刀剣男士になりそうな気配がぷんぷんしますね!
必見です!