そもそもドールってなに?どこまでを言うの??
はい、非人形者から言われて衝撃を受けた一言です。
あまりに衝撃的だったのでそのままタイトルにしました。
というわけで、順を追って説明します。
- ドールの定義
- 素材で分ける
- 大きさで分ける
ドールの定義
使っている人たちもあまり厳密には運用できていないと思うので、
私見ですがざっくりと定義づけをします。
- 着せ替えが出来る
- 人形本体にカスタマイズ要素があること
- 関節が可動すること
以上を満たしていればドールと言っていいんじゃないでしょうか。
ちなみにドールショウでは着せ替えできる物をドールと定義しています。
上の定義に照らし合わせると、ポーズ人形やぬいぐるみ、フィギュアはドールとは呼びません。
あと、布製の人形も一般的にドールとは呼ばないですね。着せ替えができて(1)髪の毛がいじれて(2)手足が動く(3)ものもあるんですが。
さて、次はどんな分け方をされているか説明しますね。
主に二種類の分け方があります。
- 大きさで分ける
- 素材で分ける
わかりやすいですね!
素材で分ける
まずは素材で分ける方から。
ドールの素材は大まかに分けて
- 硬くて透明感のある合成樹脂で作られた、通称キャストドール
- 柔らかさが残り軽くポージングのしやすいソフトビニール製の、通称ソフビドール
この二つがあります。
キャストドールはSDや、DOLKやEDENで扱っている海外ドールが有名です。
ソフビドールはDDやリカちゃん、アゾンやオビツから発売されているドールが有名です。
変り種でシリコン製で関節の継ぎ目が見えないシームレスドールと言うのもあります。
大きさで分ける
次は大きさで分ける、です。
これが意外とややこしいんですが、 成人女性を基準として等身大の何分の一か という分け方をします。
例を挙げると
- DD、SDは1/3(サイズ)ドール
- リカちゃん、ピュアニーモは1/6(サイズ)ドール
- ピコニーモ、プチブライスは1/12(サイズ)ドール
大体の目安となる身長は以下のとおりです。
- 1/3ドール(50cm~70cm)
- 1/6ドール(20cm~30cm)
- 1/12ドール(10cm~15cm)
ただし、ここには落とし穴があります。
幼児体型のドールは身長だけじゃ判断できないんです。
冒頭でわざわざ太字で強調した部分があるのはそのためです。
幼SDは身長27cmとそこだけ見たら1/6ドールでも間違ってないんですが、1/6サイズの服を買うと確実に入りません。
ポジション的には「1/3ドールの子どもサイズ」です。
同様にオビツ11は身長的には1/12ドールですが、ポジション的には「1/6ドールの子どもサイズ」です。
リカちゃんシリーズのミキちゃんマキちゃんと同じ扱いです。
ただし、1/12サイズの服はゆとりを持って作られているものが多いので、間違って買っても着られるかもしれません。
おさらい
- ドール:髪や目の色が変えられる着せ替え人形。
- キャストドール:硬い合成樹脂でできたドール。顔はリアルっぽいものが主流。
- ソフビドール:柔らかいプラスチック素材で出来たドール。顔はアニメっぽいものが主流。
- 1/3ドール:等身大の1/3ぐらいの大きさのドール。SDサイズ。
- 1/6ドール:等身大の1/6ぐらいの大きさのドール。リカちゃんサイズ。